阪神が17日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ、総括した真弓明信監督(55)は、投手・打撃・守備の3部門で、実に計8人もの“宜野座MVP”の名前を挙げた。主力では開幕投手に内定した安藤と、鬼ノックで守備力アップに務めた鳥谷が入賞したが、残り6人は今後のレギュラー争いに割って入ることを期待するダークホース。年間監督賞「M(真弓)-1グランプリ」も混戦の幕開けとなった。
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「MVP」は通常1人なんですが…8人も!?1日たりとも雨に邪魔されず17日間の宜野座キャンプを完走した真弓阪神。好天のおかげで、沖縄の収穫は大豊作。総括会見で、目立った動きを見せた選手を聞かれた真弓監督の口からは、次々と選手の名前が飛び出した。
◆投手部門
「投手コーチが先発投手に力を入れてくれて、軸になる安藤が最初から調子がよかったのが一番」。まずは、虎党の柱として快調に調整を続けた安藤を、2年連続開幕投手に指名するメドが立ったことにほおを緩ませた。
だが、若手育成を掲げる今年。若虎が今後のローテ争いに加わる予感もあった。「若手では上園、石川、白仁田。このへんが力をつけてきている。ブルペンでは非常にいい球を投げてたしね」。
若手3投手とも練習試合で初登板したが「実戦では外角が多いけど、インコースでの勝負を考えてほしい。せっかくの球がもったいない」と今後への注文もつけた。
◆打撃部門
打者勢は中堅2人の名前を挙げた。「ずっと調子がよかったのは藤本と葛城だね」。ともに1軍で今季レギュラー奪取に燃え、練習試合ではきっちり快音を響かせた。
「特に藤本はここんとこ出番なかったけど、今年はレギュラー獲るぞという顔つきをしてるね」。若手だけでなく、実力ある中堅が主力の座を脅かすことが、何よりチーム層を厚くする。
◆守備部門
虎の将が掲げる「守りの野球」。要となる二遊間の守備力アップに好感触を得たようだ。
「久慈コーチが力を入れて鳥谷をノックしてくれて守備力も上がったんじゃないかな」。今季3番を任せる方針の打撃より、基本を再度叩き込み、球際に強くなりつつある守備に目を細めた。
「若手では大和。守備が成長したねえ」。この日は指揮官が鳥谷、大和へのノックの球出し役を務め、時に大声でゲキを飛ばし、ナイスプレーに拍手を送った。
夕方に帰阪したチームは18日に2次キャンプ地の高知・安芸へ。1、2軍が合流し、新人も含めて実戦主義でのふるい落としを行う。「ここまでは個人技をつけることに重きを置いたけど、次は実戦、チームプレーになる」。真弓監督元年のチーム作りが本格化する。
デイリースポーツ
気合入ってるんだろうなぁ